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2003年4月、2週間でモロッコのマラケシュからスペインを経由してポルトガルのリスボンへ、駆け抜けるようにして旅してきました。成田空港を夜飛び立ち、パリに未明に到着。カサブランカにはお昼前に到着。空港から市内までは鉄道が走っていて安く移動できます。終着駅でマラケシュ行きの列車に乗り換えて、夕方5時半頃ようやく最初の目的地マラケシュに到着。「マラケシュから〜」という題名をうったくせに、マラケシュの写真が全くありません。なぜ撮らなかったのか、自分でもわからないのです。すみません。ここの見所はとにかくジャマ・エル・フナ広場。夕方になると、これでもかというくらいの数の屋台が所狭しとできて、美味しそうなにおいと煙ががあちこちからモクモクと。クスクス、タジン、カバブ、何を食べても満足できます。広場の雰囲気にも圧倒されること必至。 |
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マラケシュを後にして鉄道で約8時間、フェスへと向かいます。ここの旧市街メディナは、特に入り組んでいて迷路のようということで知られています。写真は、高台から望むメディナ。駅から30分くらい歩くと、メディナの入り口の門が現れます。そこを一歩くぐると、もう混沌の世界。 |
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おのぼりさんのように、あっち見こっち見しながら宿探しをしていると、一人の青年がなれなれしい感じで話し掛けてきた(右下の彼、ハデク)。話しをしてみると、怪しげなところはなさそう。僕と同い年で、ロンドンに3年間出稼ぎに行っていて、先月帰ってきたそうだ。なので英語も話せる。暇をもてあましている様子で、結局フェス滞在中はずっと彼にお世話になりました。 |
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通常、観光客はメディナ散策をするにあたって、公認ガイドを頼むらしいのですが、僕にはハデクという心強い案内人がいるので、その必要はありません。迷うことなくメディナ散策を満喫です。 |
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なめし皮工場。ここは、とにかく臭い。今まで嗅いだことのない臭いが充満しています。ほんとに臭い。 |
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因みに、なめし皮工場ほどではないけれど、メディナの普通の道も臭いです。狭い道を荷物を背負って歩いているロバ達が、所構わずブリブリうんちを落としていきます。下を気にしながら歩かないと、そのうちに足元に柔らかい感触を味わうことになるでしょう。 |
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出会いにも恵まれて、フェス滞在はとても充実したものになりました。 次に向かうのは、ジブラルタル海峡を渡るフェリーが出る街タンジェ。フェスからはまたも鉄道で5時間くらいです。 |
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タンジェに一泊して、翌朝9時に出航するフェリーに乗り、スペインのアルヘシラスへ。街中の代理店でチケットを買い(230DH)、この坂を下ってUターンした先にある港に向かう。てくてくと歩いていると、怪しげなおじさんがニコニコしながら近づいてきた。「出国カードを買わないとモロッコから出られないよ、25ユーロだ」胸ポケットにそれらしい紙をちらつかせながら、しつこくそう言う。そんな馬鹿な話しがあるわけないので、「必要ないよ」と言ってもしつこく追ってきて、なんだかんだと言った後、「モロッコから出られない」とまた言って、僕の足を蹴って立ち去って行った。なんとも不愉快な出来事です。もちろんパスポートだけで出国できました。タンジェから出国する際は、みなさんお気を付けて。 |
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フェリーから眺めるタンジェの街並み。さようなら、アフリカ大陸。 |
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遠くにうっすらと見えるのがヨーロッパ。ジブラルタル海峡を約2時間半進むとスペインの玄関、アルヘシラスに到着。整然とした街並みに、何となくほっとしたりします。 |
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最後の最後で不愉快な思いをしたものの、そしてたった一週間の滞在だったものの、モロッコの旅はとても充実したものでした。食事も満足。羊の肉はこんなに美味かったか?と思うほど。串焼きカバブは羊肉の美味しさをいかんなく発揮しています。毎日食べても飽きません。とても甘いミントティーも毎日飲んでいました。そして、特にクスクスという料理が殊の外気に入っています。大粒の小麦の上に、羊肉(または鶏肉)、大振りに切ったニンジン、イモなどの野菜を煮込んだものがのった料理です。日本でも輸入食材屋などで、フランス製のクスクスの素が手軽に買えるので、具材に試行錯誤しながら食べています。 |
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アルヘシラスからバスで約3時間、セビーリャへ。都会です。ユネスコの世界遺産、大聖堂カテドラル。世界で3番目に大きなキリスト教の建築物だそうです。とにかく巨大。 |
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カテドラルの一部、ヒラルダの塔。まるでモスク。この辺りはかつてイスラム教徒に支配されいて、レ・コンキスタ運動により、再びキリスト教徒の土地になったという歴史があります。この塔は、そんな歴史を垣間見ることのできるものの一つ。 |
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セビーリャ散策で迷子中に、偶然見つけた観光案内所で、近くに移籍があること知り、早速行ってきました。ローカルバスで30分、近郊の町サンティポンセにその遺跡、イタリカはあります。ローマ時代のもので、円形劇場などが見事。 |
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見物客は極めて少ない。入場料は1.5ユーロ。 |
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セビーリャからバスで2時間半、ウエルバという町を経由して国境の町アヤモンテに到着。大きな川が国境線になっている為、この小さな船でポルトガルへと向かいます。アヤモンテのバスターミナルから15分程歩いて船乗り場へ。倉庫街の裏側のような所にあってわかりにくく、途中3回くらい人に尋ねてようやく辿り着きました。 |
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アヤモンテの街並み。 |
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川を渡るとポルトガル。 |
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15分で対岸の国境の町ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオに到着。EU内ということで、国境を越えるといっても、何の手続きも必要無い。両替も必要無い。別の国に来たという意識があまりありません。言葉が違うことと、時差が1時間あるということくらい。 この町から鉄道で1時間ちょっと、そこそこ大きな町ファーロに向かいます。とっても田舎なので列車の本数も少なく、2時間待って出発。ファーロで一泊して、翌朝9時発の列車でリスボンに向かいます。午後1時40分バレイロという駅でフェリーに乗り換え、大西洋に注ぎ込む大きな川を渡って、40分後、ようやくリスボンに到着。 |
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リスボン市内にある謎の絵が書かれた壁。実はこの絵、7年前(1996年)にもありました。今回、気になって同じ場所に行ってみると、全く同じ姿で残っていました。どうやら宇宙をあらわしているようですが、私には、あの宗教団体のあの指導者が空中浮遊と称してジャンプしている姿にしか見えません。 |
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こちらが1996年に撮影したもの。 |
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世界遺産、ジェロニモス修道院。近くには、同じく世界遺産になっているベレンの塔があります。リスボン市内のカイス・ド・ソドレ駅から数駅ですぐに着きます。 |
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もうすぐ大西洋に辿り着くテージョ川にかかる橋。世界で2番目に長い橋なのだそうです。因みに、ここリスボンには、世界で2番目の規模の水族館オセアナリオ・デ・リスボアというのもあります。入場料9ユーロと高いけれど、さすがに世界で2番目というだけあって、見応え十分です。それにしても、1番ではなく2番目が好きなのですね。何だか好感が持てます。 |
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リスボン中心部にあるロシオ駅から約40分、シントラ。ここもその景観の素晴らしさが世界遺産に登録されています。特に何があるというわけではないので、ただぶらぶら、辺りを眺めながら歩くだけです。観光客が多いので、お土産屋がたくさんあります。ワイン専門店も見かけたので、ここでポートワインを購入してみてはいかがでしょう。お土産を買わなければ、でも面倒くさい、という人にとって、このような観光化された場所というのはとっても便利。 |
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最後の日、ポルトガルの国民的お菓子エッグタルトを食べながら過ごします。 首都でありながら、大都会ではなく、行き交う人々にも何となく落ち着きがあり、観光客である私も自然とその雰囲気に溶け込むことができる。リスボンは好きな街の一つです。もう少し物価が安ければ長居したいところですが・・・また来たいと思います。 |
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