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このスレッドではベネズエラにある世界最大の落差がある滝「エンジェルフォール」に行ったときの仮定を 写真と日記で綴ります。旅行した期間は2000年の9月30日から10月9日の10日間です。 |
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ベネズエラ”昔はブラジルと共に南米で唯一ビザの必要な国として行くのが面倒なところだと思っていた。ビザがいるにも関わらずブラジルと比較して観光名所が少ない。そもそもこの国は石油資源が豊富で外貨を必要とせず、観光に関しての産業はいまいち遅れ気味のようだ。そんなことから僕はこの国にあまり興味はなかった。でもある日僕はこの国に世界一の落差を誇る滝「エンジェルフォール」があることを知る。それから約4年、なかなか自分には縁のない場所だと思っていたが、思い切って今回行く事にした。時季的に滝を見ることのできるシーズンは雨期明けの9月から10月にかけてだ。また気づかないうちにいつの間にかベネズエラはビザの必要ない国になっていた。気軽に行けるようになったとはいえ、まだまだ日本人観光客の少ない場所だ。 |
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地図はベネズエラへの大移動です。 ベネズエラへ出発。コンチネンタル航空でニューヨークを経由して首都カラカスに入るという僕が思い描いていた最良の方法での旅行となった。 今回は旅行友達のIさんと二人で旅行することになる。 |
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コンチネンタル航空ニューアーク行き。機材はB777。コンチネンタル航空に乗りたかったのは全席にパーソナルテレビが付いているという理由からだ。しかし楽しみにしていたゲームでできるのはテトリスだけでとても退屈だ。 日は暮れ18時に成田空港を離陸した。ニューアークまで13時間のフライトだ。途中機内食は2回、間食としておにぎりが出るらしい。 17時に日本を出て17時にニューアークに到着。僕の中の感覚では到着は朝の6時頃。今回も完全に時差ボケになりそうだ。機内では少しでも寝ないようにして到着後ホテルで寝られるように努力したが効果はあるのだろうか。 |
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ニューアーク空港に到着。明るく近代的な新しい空港だ。しかし長蛇の列、でも進むのは早いようだ。 荷物を受け取り到着ロビーに向かった。そして予約してある「ニューアーク・エアポート・ヒルトン」へ送迎バスで向かうことになった。無料のバスだが、一度乗り換えが必要で本数もそれほど多くなくかなり不便だ。そんなわけで1時間近くかけてホテルにたどり着いた。縦横無尽に走るハイウェイとだだっ広い駐車場が広がる地域に僕たちの泊まるホテルはあった。ホテルの回りには何もなく歩いて外出するのは不可能だ。エアポートホテルなんてどこもこんなものなのだろうけど。ホテルの外観はたいしたことはなかったがフロントは5つ星だけのことはあり、かなり豪華だ。チェックインを済ませ部屋に向かった。 |
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部屋は結構広いが日本のビジネスホテルと設備的にたいして変わらない。設備の老朽化が目立ち場合によっては日本の安ホテルの方が設備が近代的だ。ただで泊まれるなら文句はないが、この部屋に14500円(二人)を出したのはあまり納得できた気分ではない。ヒルトンという名前のホテルの泊まっているという自己満足以外何もない。 でもニューヨークのホテルはただでさえ高く、ユースホステルでも約3000円する。だからこの選択は正しかったと納得しよう。 写真はニューアーク・エアポート・ヒルトンのツインルーム |
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時差ボケのおかげで深夜に目が完全に覚めてしまった。無理して寝たが4時が限界だ。Iさんも同様完全に目が覚めてしまったようだ。しかたなく部屋備え付けのコーヒーメーカーでコーヒーを作り、朝になるのを待つことにした。 |
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6時前チェックアウトを済ませ、今日出発するターミナルCに向かい荷物を預けることにした。安くはないがホテルに預けてまた取りに行くよりはマシだ。ターミナルCからは市バスに乗りニューアーク・ペンステーションに向かった。ここからマンハッタンにダイレクトで行けるPATHトレインが出ている。合計2$で市内に出られるのでかなり経済的だ。しかし所要時間は半端ではなかった。日曜の午前中ということもあり、本数が少なく寒いホームで長時間待つ羽目になった。結局マンハッタンの33St駅に着いたのはホテルを出て2時間後の8時過ぎになってしまった。 |
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日曜の朝ということもあり人通りはまばらで開いている店はほとんどない。その中で開いているのはマクドナルドだけだ。久々にアメリカの朝マックを食べることになった。発祥の地だけあって朝からマクドナルドのセットメニューは12種類もある。 |
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朝のミッドタウン |
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ナスダック |
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今日は時間がないが「アメリカ自然史博物館」に行こうと思っていた。しかし開館の10時までしばらく時間があったのでミッドタウンの近くに教会があり、ミサをやっていたので中を除いていくことにした。意味不明な英語の説教を15分ほど聞いてから教会をあとにした。 地下鉄で向かった先は自然史博物館。81St駅が博物館に直結していた。4階建ての館内は恐竜の化石、人類の進化、生態系についてなど分かりやすく展示してあった。 恐竜の化石 |
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今日、自由の女神を見に行こうと思っていたが、時間がなくなってきた。博物館からワールドトレードセンター経由で空港へ向かうことにした。WTCからPATHトレインでニューアークペンステーションへ。ここで少し腹ごなしをし、来たときと同じように1$の市バスで空港へ向かった。しかしこの市バス、空港ターミナルCへ行くのは一番後回しになり、かなり時間がかかってしまった。急いで荷物預かり所からバッグを受け、チェックインカウンターへ急いだが、たどり着いたのは出発の1時間前の15:20過ぎだった。しかも中南米行きの便は荷物検査が厳しく、長蛇の列ができていた。時間が迫っているので列は無視して直接チェックインカウンターへ向かった。 |
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しかしカウンターの係員は「カラカス行きは1時間を切ったからクローズした」とか言いだした。「それはどういう事だ。まだ9分しか過ぎてないぞ。荷物は機内持ち込みでいいから何とかならないのか」。係官の女性は「あの男がボスだからあっちに文句を言ってくれ」と言われたので仕方なくそうすることにした。 ラテン系のボスと話を進めることになった。結果としてクローズした原因はオーバーブッキングによるものだった。「だったら本当の事を言え」と頭に来たが、いずれにしても最悪な状態であることにかわりはない。ボスは「今夜のホテル代と明日出発までの食事代はすべてこちらで出すから明日の同じ便に変更してもらえないか」と言ってきた。また1年間有効のコンチネンタル航空の旅行券を300$分出すとも言っている。 |
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僕自身今までの気ままな長期旅行なら何の躊躇もなくこの話を受け入れていただろう。しかし今回は違う。今回は1日遅れただけで旅はめちゃくちゃになってしまう。ただでさえ10日という限られた期間でいっぱいいっぱいなのだ。まさに「TIME IS MONEY」。今の僕たちには金よりも時間の方が大切だ。今夜中にカラカスに着いて、明日の朝からすることがたくさんあるのに何とか今日中にカラカスに着く方法はないのか。僕たち以外にも4人のベネズエラ人がオーバーブックされていたようで、同じように文句を言っていたが彼らは今夜のホテルと300$の旅行券を提供されることで納得したらしく、最後までもめているのは僕たちだけだ。 |
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席がないのは仕方ない。なら今からパナマとかサンホセとか経由して向かうことはできないのか。ボスはコンピューターで調べだした。最悪今夜中に着くのは無理としても明日の正午ぐらいまでに着く方法はないのか。明日の午後までに着けばカラカス観光は無理かもしれないが、カナイマへの移動とエンジェルフォールに行くツアーの交渉には多少余裕ができる。 その後しばらくの間沈黙が続いたが、結果として明日の正午に(マイアミ経由で11:47に)カラカスに入ることが可能となった。ニューヨーク出発は他の空港(JFKかラガーディア)になる事も覚悟したが、今夜8時にニューアーク発のマイアミ行きがあり、それで出発。今夜はマイアミで1泊することになる。宿泊代はもちろん航空会社に出させる。そして明日の朝8:35発のアメリカン航空でカラカスに向かい、午後にはカラカス市内に到着できそうだ。 |
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最悪の事態だけは避けられた。自慢ではないが飛行機には150回ぐらい乗っているがオーバーブッキングは初めてだ。いつかこの経験をするときが来ると思っていたが、何もこんな忙しいときに。 かなりもめて自分の意見がかなり優先されたが約束通り300$の旅行券をもらい、8$の食事券ももらった。この食事券は今日しか使えないので早速カフェテリアへ向かった。こんな事になるとは思ってもいなかったので全然腹が減っていない。でももったいないのでクラムチャウダースープとビールを注文した。 |
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出発まで3時間あったので電話で1週間後のニューヨークのホテルを予約することにした。しかしどういうワケか掛けるとこすべてが「FULL」の返事。異常事態だ。あるホテルに理由を聞いたら「コロンブスディー」という返事が返ってきた。しかし僕たちはこの時点でこのコロンブスディーを軽く見ていた。「1週間も先の予約を電話でするから断られるのだろう」と勝手に思いこんで予約するのをあきらめ、そのまま飛行機に乗り込んだのだった。 |
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突然乗ることになったアメリカ国内線。機材は日系航空会社では使われていないがアメリカでは乗る機会がとても多いB757。マイアミへは3時間のフライトで機内食はなし。でもお菓子とジュースは出た。 マイアミ空港に到着したのは深夜0時前だった。とりあえず到着したらコンチネンタル航空の関係者に接触するように言われていたので他の到着客とは別れ、2人コンチネンタル航空のチェックインカウンターへ向かった。しかしカウンターは薄暗く誰もいない。それどころか周辺には掃除のおじさんが1人いるだけで人の気配が全くない。でもドアの裏にスタッフがいてなんとか話をつけることができた。事情を説明し、今夜のホテルクーポンを作ってもらった後、明日のカラカスまでのフライトクーポンもその場で作ってもらった。よくあることなのかスムーズに物事が進んだ。 |
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ホテルクーポンを手に到着ロビーの外へ出た。常夏の地マイアミは湿気が多く、ムッとする熱帯的な気候だ。そんな中汗をかきながら送迎車を待つことにした。今夜の宿泊先は「クォリティー・イン」。送迎車はすぐにやってきてホテルにすぐに到着。昨日のヒルトンに比べれば豪華さで見劣りするが設備的には全然問題ない。本来の僕にとってまず泊まる機会のない高級ホテルだ。バスタブ、エアコン、テレビ。思わぬ所で2日連続の快適なホテル生活となった。 今日の夕方は絶望の淵ですべてをぶち壊された気分だったが、よくよく考えてみると今日のカラカスでの宿代が浮き、治安の悪いカラカスに深夜に到着するのを避けられた。またあまり役に立たないが300$の旅行券といい、とりあえずは得をしている気もする。とにかく明日カラカスで要領よく行動できる事を祈って就寝。 |
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翌朝、時差ボケがまだ残っているため今日も4時前には目が覚めてしまった。そのまま6時30分の送迎車で空港へ向かうことになった。今日乗る航空会社はアメリカン航空。マイアミの気候は高温多湿で曇り。送迎車は早朝から見送りの車でごった返す出発ロビー前に到着した。そしてチェックインカウンターに向かった。列はそんなに長くなかったがかなり待たされた。アメリカではチェックインカウンターが事実上出国審査みたいなものなので、他とは勝手が違うのは分かっているが、それでも遅すぎる。結局機内で2人並んで座ることができなくなってしまった。 つかのまのマイアミ滞在を終え、あっけなく飛行機は離陸した。3時間後にはカラカスに到着する。移動中はずっと寝ていた。機内食は朝食タイプのオムレツ。朝から何も口にしていなかったが、あまり食べられない。 |
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正午、ベネズエラの首都カラカスに到着した。昨日ヒヤッとしたが何とか今日の日中にここに来ることができた。とりあえず市内へ出る前に国内線ターミナルに向かい、旅行代理店で滝があるカナイマへのツアーと国内線の値段などを聞きに向かった。 国内線ターミナルの中にはカナイマへの専用ツアーデスクがあった。しかしカナイマ国立公園へのアクセスは予想通り高く、往復の航空代金だけで300$だ。途中シウダーホリーバルまでバスで行ってそこから飛行機でカナイマに入るというツアーは比較的安いが、時間がない僕たちには多少高くても往復飛行機を使わざるをえない。とにかく明日からの4日間で600$ぐらいの出費は覚悟しないといけないようだ。空港で申し込んでもよかったが、一度市内へ出ることにした。写真は空港から市内を結ぶハイウェイ。 |
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空港バスはハイウェイで市内を目指した。海抜0メートルのシモンボリーバル空港に対してカラカスの町は海抜約900メートルだ。バスは坂をグングン上る。峠と思われるトンネルを越え、カラカスの盆地が見えてきた。途中崖の上にバラックがへばりついている。カラカスの貧困地帯でランチョと呼ばれるスラム街だ(写真)。 |
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やがて高層ビルが林立し人と車でごった返すカラカス・セントロ地区に入った。植民地時代の建物はほとんど見あたらず、目に入るのは老朽化の進んだコンクリートの高層ビルばかり。遠目には近代的な大都会だが、いざ街の中に入るとこの町の発展ぶりは過去のものであると実感させられる。予想以上の怪しさ、ガラの悪さ、建物の薄汚さ。何百年ももつ石造りの文化に対してコンクリートの文化はなんて儚いのだろうか。ほんの20年でこの有様だ。コンクリート文化の都市という点で、ここは他の南米諸国の都市とはまた違った陰を感じる。 セントロに入ってから渋滞がますますひどくなり、バスはなかなか進まず、空港を出て約1時間で空港バスの終点に到着した。 |
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カラカスには日系人のやっている旅行代理店があるらしく訪ねてみることにした。この町の移動は安くて速い地下鉄がベストだ。この都市の発展の名残は地下鉄として残っている。地下鉄構内は薄暗いが車内は清潔で涼しく、危険な雰囲気もなく安心してスムーズに移動できる。しかしせっかく乗った地下鉄だが、目的の「ベネズエラ広場」駅に出たがそこに目的の旅行代理店はないと言われた。とにかく住所しか分からないので再び地下鉄に乗る気にはなれず時間もないということでタクシーに乗り換えた。再び渋滞に巻き込まれかなり時間がかかったが目的の旅行代理店が入っている建物の前に到着した。かなり立派なビルだ。これは高そうだ。でももう後には引けない。 写真は地上を走るカラカスの地下鉄。 |
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高層ビルの8階に「サンケイトラベル」は入っていた。とりあえずカナイマへ行く方法を教えてもらう事にした。結果として日本語で話が進められる事以外これといってここに来たメイットはなかった。値段的にも空港の旅行代理店よりもかなり割高だ。(ちなみに空港の代理店より20$から30$高め)。そんなことを言っても今から空港に戻れるわけがない。とりあえずここでカナイマへの往復航空券だけ購入することにした。この往復航空券も空港の代理店より割高だ。ツアーは現地(カナイマ)に着いてから探そう。もともとそのつもりだったのだから。 写真はカラカスの街並み。 |
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明日のカナイマ行きのフライトは今日到着したシモンホリーバル空港ではなく、山の中のチャジャベール空港というところらしい。市内から1時間弱かかるらしく、早朝ということでタクシー代金も半端ではなさそうだ。今さらそんなことを言っても仕方ない。明日からギアナ高地を十分満喫することだけ考えよう。地下鉄でホテルのあるセントロの「HOYADA」駅に向かった。そして目的の宿に無事部屋を取る事ができた。 |
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カラカスでの宿はダブルで約18$とまずまずの値段だ。一応エアコン・トイレ・水シャワー・テレビが付いていた。 |
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室内は妙に広く殺風景だ。 |
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でも部屋は高層ビルの8階にあるので窓からの眺めがすばらしい。カラカスの高層ビル群が一望できる。日が暮れ窓からの夜景は格別だ。なぜなら暗くなればビルの老朽化が見えなくなるからだ。 |
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日が暮れ窓からの夜景は格別だ。なぜなら暗くなればビルの老朽化が見えなくなるからだ。 |
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ベネズエラの物価は交通機関を除くとそれほど安くない。ちょっとしたサンドウィッチが200円ぐらいするのであまり財布のひもは緩まない。夜のセントロ、人通りは多く一応危険を感じることはないが、油断するのはやめよう。 写真はカラカスの市場にて。 |
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高層ビルがライトアップされる。 |
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4時起床。カナイマへのセルビベンサ航空は山奥のチャジャベール空港から出るとのことだが、その正確な場所は分からない。タクシーの運転手を頼るしかないのだろうか。出発時刻は6:45。1時間前には到着しなければならない。空港まで1時間かかるので2時間前にはホテルを出なければならないということか。そんなわけで4:45にフロントに下りることにした。ホテルにタクシーを呼んでもらい、代金は言い値が3600円だったが3200円に下がった。夜明け前のカラカスは人通りもなく、かなり怪しい。タクシーはすぐに市街地を脱出し、ハイウェイを飛ばし始めた。しばらくは国際空港と同じ方向へ走りその後道をそれ、山を登りだした。街灯一つない山道を登り切り、検問所にさしかかった。この中が空港らしい。ちょうど1時間後空港らしき建物の前に到着した。 |
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旅行代理店の人は「空港と言っても何もないところですよ」と言っていたが一応しっかりしたターミナルビルで(閉まっているが)売店や案内所らしき場所もあった。ここは個人所有のセスナ機の駐機場になっていて、ベネズエラの金持ちたちがよく利用しているようだ。整然と並ぶセスナ機の中に少し大きめの飛行機が目に入った。どうもあれが我々の乗るDC−3、セルビベンサ航空のようだ。ずいぶんクラッシックなプロペラ機で停止しているときですら機首が上を向いている。 |
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やがて夜が明け、7時間頃になってやっと機内に案内された。一応スチュワーデスも乗っていてそれなりの機内サービスを受けるようだ。途中お菓子とジュースが出た。ボロ飛行機だけあって空調はなく、上へいくほど機内が寒くなってきた。窓の外はジャングルが延々と続くだけで単調だ。 |
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2時間後カナイマに着陸態勢に入った。同時に左手にギアナ高地のテーブルマウンテンが姿を現した。 |
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カナイマ近郊の滝も全貌が見渡せる。そしてそのまま着陸。今日は天気が良いようだ。 |
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空港に着いたが個人客は僕たち2人とドイツ人1人。そのドイツ人はそのまま飛行機でサンタエレナに行ってしまうらしく、カナイマに個人でやってきたのは僕たちだけになってしまった。他に乗っていた6人ぐらいはすべてツアー客で現地旅行代理店のガイドの出迎えを受けていた。何か寂しい。僕たちは空港の車に乗せられターミナルビルに連れて行かれた。そしてここで国立公園の入場料を払うことになった。 |
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空港の外に出ても仕方ないのでそのまま空港の中にいたツアーの客引きと直接交渉することになった。カラカスに戻る日は6日、いろいろ悩んだあげく2泊3日のツアーに参加することになった。150$で食事付き。カラカスで申し込んでもあまり値段的にかわらなかったがそれは現地に来たから分かったことで損をしなかっただけでもよかった。ツアーは今日の午後から早速始まるらしい。とりあえずエンジェルフォールへのセスナでのフライトはツアーから戻ってからの気分次第だ。とにかくすぐに出発だ。 |
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12時に出迎えの車が空港にやってきた。今回のエンジェルフォールツアー2泊3日は女性ガイド1人とアメリカ人、イギリス人、フランス人、オランダ人のカップルとスペイン語ぺらぺらのイギリス人の男1人、そして我々の計12人だ。かなり大人数だがボートには乗れるのだろうか?他の人達はすべてカラカスかシウダーホリーバルでツアーに申し込んでさっき到着した人たちばかりだ。 |
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まずこのツアーを主催する旅行代理店事務所のあるログハウスに連れて行かれ、ボリュ−ムのある食事を食べた後これからの3日間について、必要な物や何をするかなどの説明をうけた。荷物はボートで今夜泊まる山小屋まで一緒に運んでくれるらしく、日中必要な物だけ持ち歩けばいいようだ。なら最初から水着とサンダルで出発しても問題なさそうだ。またカバンの中にはカメラを2台忍ばせることにした。出発前ポンチョはいらないか聞かれた。僕は今回カッパを持っていないのでいくらか聞いてみたら、5000ボリーバルという返事。7US$か。でもこの時高いと思いつつ買ってしまった。日本なら100円もしないようなゴミ袋を加工しただけのカッパだったが、結果として終始ずぶ濡れになることを免れ、値段以上の価値はあったと実感することになる。 |
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出発。歩いて湖沿いにある船着き場に向かった。天気は晴れているが雨も降っているというはっきりしない天気だ。途中土産物屋に寄り何か必要な物をここで買うことになったが僕自身買う物はない。とりあえず底をついたベネズエラ通貨・ホリーバルをここで両替することにした。レートはカラカスよりかなり悪い気もするがもう金がないのでここで替えざるをえない。 |
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そのまま歩くこと数分。南の島のビーチのような白砂が広がる川辺に着いた。ここでボートに乗り込みアナトリー島へ向かうことになる。 |
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ボートは滝の目の前を通過する。 |
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アナトリー島に渡った。 |
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アナトリー島を少し歩きしばらく行くと再び滝の音が聞こえてきた。ここがエルサポの滝だ。世界でも珍しい滝の裏側を歩いて通ることができる。しかし轟音と水しぶきが凄まじく足場もよく見えず、息もできない。かなりビビッてしまった。一歩足を滑らして滝壺にのみ込まれれば一巻の終わりだ。でも何とか全員滝の下をくぐることに成功した。靴で来た欧米人たちは終わっている。サンダルで来た僕の勘は当たったようだ。その先には雄大な景色が待っていた。しかしまた戻らないといけないのが厄介だ。 写真の滝の裏をくぐりました。 |
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その後ボートで川を上ることになった。途中浅瀬で水かさが少なくなっている所があり、人数が多いので全員ボートを下りて歩いて行かなければならない場所もあった。 |
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やがて日は暮れ予定通り今夜泊まる山小屋に到着した。途中少し雨が降ったり、ボートの水しぶきがすごかったがカッパのおかげで全然問題なしだ。川を上る途中両脇にテーブルマウンテンがそびえかなり迫力があった。それらのテーブルマウンテンの崖にはあちこちに白い線が見る。それらすべてが滝らしい。たくさんあるけどそれらの滝に比べてエンジェルフォールはそんなにすごいのだろうか。 |
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今夜はキャンプ同然の生活をしなくてはならないだろうと覚悟していたが、山小屋には(川の水を引いた)シャワーや水道、水洗トイレが完備されていて少し拍子抜けしてしまった。でもベッドはなく全員ハンモックで寝ることになる。おそらくハンモックで夜を明かすのは生まれて初めての経験だ。寝返りがうてないのは辛いが案外寝心地は良さそうだ。 夕食はビーフカレー擬きとご飯、そしてパンとアイスティーだった。カナイマの町で食べると10$位しそうだ。こんな食事が毎回出る事を考えるとこのツアーがいかに得か改めて実感すると同時に日帰りツアーなどに参加しなくてよかったとつくづく思う。 |
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夜明け前の4時、突然鶏が鳴き出し完全に目が覚めてしまった。そして6時過ぎにはみんな起きだし、朝食の時間となった。昨夜雨が降り続いていて少し不安だったが、今朝はやんでいるみたいだ。しかし濃い霧で雲も厚そうだ。とりあえずこの辺りの天気は変わりやすい。晴れることを祈りつつボートに乗り込んだ。 |
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エンジェルフォールの拠点になる場所までボートで約1時間川を上った。途中水が少なく浅瀬になっていたり急流になっていたり、かなりスリリングな場所を何回か通過する事になった。今日もずぶぬれだ。出発前心配した天気も今ではずっと太陽が出ているのでずぶぬれになってもすぐ乾くし、ぜんぜん寒くない。 終始絶景が続く。 |
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やがて目の前に突然巨大な滝が姿を現した。あれが「エンジェルフォール」か。ここまで来る間天気はだいぶ回復し青空が広がっていたが、滝の一部は雲に隠れていたので全貌は見られないが、確かに今までたくさん見てきた細い滝とは規模が違う。一目でエンジェルフォールだというのが理解できた。落差979メートル。その落差はまさに世界一だ。あまりの落差に滝壺は存在しない。滝は下に落ちる前に霧と化してしまう。とりあえず今日の目的はあの滝を間近で見られる展望台に行ったあと、真下に行くことだ。 |
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川を上りきり最終的にジャングルの中を1時間強歩くことになる。軽いトレッキングになったが僕は今日もサンダルと水着。途中ぬかるみが目立ったが沢も多いのでサンダルで来て正解だった。山の中を歩くこと約1時間、轟音が近づいてきた。 |
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目の前に滝が姿を現した。雲もなく全貌を見上げることができた。そして数分で展望台に到着。 |
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展望台といってもただの岩場で何もない。 |
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目の前にはあのエンジェルフォール。高さ約1キロ、東京タワー3つ分か。そう考えるとやはりすごい。今回の旅行はすべてこのためだった。この前にある滝を見るために地球の裏からはるばるやってきたのだ。滝を見られたことと同時に天気が良かったことが最大の喜びだ。 |
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その後滝の真下に行くことになった。滝壺はないといわれているが滝の下に水量の多い川があるようで轟音が轟いている。ここで泳いだら流されて間違いなく死ぬ。 |
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再び山を下り、船着き場にある小屋に戻って食事を取ることになった。今日もまたボリューム満点のチキンとマッシュドポテト。写真は炭火焼きチキン。基本的に量は豊富で食べ放題。5匹くらい食べてしまった。 |
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食後滝の見える川辺でくつろぐことになった。 |
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朝霧が立ちこめ心配した天気も今となっては雲一つなく(滝の回りは)快晴だ。真下で見たエンジェルフォールはすごい迫力だったが、この場所から見たエンジェルフォールは少しショボいと感じたのは僕だけではないはずだ。 |
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午後2時半、ボートで今朝と同じ山小屋に戻ることになった。行きより帰りの方が迫力があり、水しぶきが終始飛んでくる。どこかの遊園地の急流すべりが延々と続いているような感じだ。約1時間で山小屋に戻ってきた。 今夜もハンモックで寝ることになる。まだ日が出ているので暖かいうちにシャワーを浴びることにした。 |
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朝7時半朝食を終え、そのままボートでカナイマに戻る事になった。今朝は雲一つない天気でテーブルマウンテンも鮮やかだ。 |
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みんな疲れたようで静かだ。約1時間川を下り、途中来たときと同じように浅瀬の区間を歩くことになった。 |
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再びボートに乗り込みカナイマ近郊の滝の上に到着した。ここで滝を利用した水力発電所を見学した。写真がその滝。 |
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川辺を歩いてカナイマの町に戻ってきた。カナイマの川辺は白い砂と青い海にいるような雰囲気の砂浜が広がっている。そのまま歩いて空港まで行くことになった。この3日間天候に恵まれ最高に充実した時間をおくることができた。 |
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カナイマに戻った。本来ならこの町にもう一泊して今日か明日の朝にセスナ機で滝を上から見る予定だった。 でも下から眺めただけで十分だったし、この町に長居するのは退屈な気がする。景色を見てのんびりするのもいいが大都市カラカスでいろいろなところを歩き回った方が楽しいだろう。とりあえず航空券を今日の出発に変更できるか聞いてみたら答えは「イエス」。ノーマルチケットだから当然だ。3日間世話になった女性ガイドのアニーに航空会社のオフィスで話を進めてもらい、すぐに出発することになった。オフィスで荷物を預け、10分ほどで迎えの車が来て直接駐機場まで運んでくれた。帰りはシウダーホリーバル経由でカラカスには山の中の空港ではなく国際空港に到着できるらしい。客は5人だけ。シウダーホリーバルまでは来たときと同じDC−3。 |
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シウダーホリーバルの町は空港を中心の広がっていてのんびりしたいい所だ。空港ターミナル内は利用者が多く人でごった返している。 12:30発のカラカス行き。ここからは(老朽化は進んでいるが)まともなジェット機だった。航空会社は「LASER」という無名の会社。この国も国内線の関係者はスチュワーデスを含めて英語が通じない。 約1時間でカラカス・シモンホリーバル国際空港に到着した。 |
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バスで市内へ向かった。そして「Hoyada」で降ろしてもらい、この前泊まったホテルに行ってみた。しかしまだ時間が早いにも関わらず満室だといわれた。なんでだ最悪だ。そういえばこのすぐ裏にもう1件ホテルがあった。フロントの男の愛想が悪かったが、とりあえず部屋はあるか聞いてみた。するとあるらしい。このホテルの方が2$安く、部屋の日当たりも良い。エアコンはないがそのかわりお湯が出るのは嬉しい。しかし水道の出がいまいちだ。でも夜になればちゃんと出るようになるだろう。 ホテルの周辺を散歩してみた。カラカスの町も商店の経営者には中国人が目立った。この町を歩いていてあまり注目されないのはそのためなのだろうか。 |
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カラカスの近代的な高層ビル群。 |
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翌日お土産を買いたいと思い、カラカス一の高級ショッピングモール「タマナコ・ショッピングセンター」という場所が近くにあるらしく行こうと思ったが、縦横無尽の高速道路の向こうにあり、歩いて行くのは難しい。客層のほとんどは車で買い物に来ることができる金持ちばかりなのだろう。結局僕たちはタクシーで向かうことになった。 |
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カラカスの植民地建築は完全に姿を消してしまったが、旧市街の一角にはほんの少し古い建物も存在するが周囲の近代的なビルに埋もれている。 |
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夜のカラカス中心部。 |
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ホリーバル広場の方へ夕食を食べに向かった。しかし手頃な店はなく、中華料理もここまで来て食べることはないだろうという気分から最終的に屋台でサンドウィッチを食べることになった。このサンドウィッチかなり巨大で食べるのが大変だった。あんなでかいのは生まれて初めて見た。そのくせ値段は3$弱と案外安かった。その場で食べるのは難しそうなのでホテルへ持ち帰ることにした。 |
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今日帰国の途につかなくてはならない。帰りもニューヨークで1泊して日本に戻ることになる。 朝5時にホテルの前でタクシーをつかまえ空港へ向かった。空港ではチェックインをする前セキュリティーのための質問を受けさせられたが、とくにもめることもなくチェックインカウンターへ進んだ。ニューヨークまで4時間のフライトだ。南米はアメリカから案外近い。寝ていたらあっという間にニューアーク空港へ着陸態勢に入った。 |
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ニューアークに到着、さて問題のホテルだがどうしよう。 到着ロビーの横にインフォメーションがあったのでマンハッタンのホテルを予約してもらうことにした。するとカウンターの女性は180$のホテルでいいか聞いてきた。ちょっと高いが仕方ない。直接行ってもまず予約は取れない気がしてきた。安心料としてその部屋でお願いすることにした。 だが予約は取れていなかった。180$のホテルがあるというだけで部屋が取れたというわけではなかったのだ。がっかりだ。これからどうなるのだろうか。カウンターの女性は片っ端からホテルに電話をしてくれている「オーマイガッ」と言いながらため息をつく彼女を見て、僕たちはますます不安が増してきた。 |
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しばらくして予約が取れたような会話が聞こえてきた。部屋はあったようだ。といってもドミトリーだ。でもドミだけのことはあり値段は1人と35$とかなり安い。場所は45St.のホテルアラジン。タイムズスクエアから2ブロック西に行ったところですごく便利な場所だ。カウンターの女性に喜びと感謝のジェスチャーで礼を言い、早速タクシー乗り場へ向かった。 時間がないのでタクシーで一気にホテルへ向かう。ニュージャージーには高層建築物が皆無なのでニューヨークへ向かうハイウェイ上からは終始マンハッタンのビル群が遠望できる。タクシーは安全運転でマンハッタンをめざした。途中の有料道路代はこちらが負担。 |
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高速代の85セントは構わないが、リンカーントンネルの4$は高く感じた。トンネルに入る手前からのマンハッタンの風景はため息が出るほどすばらしい。タクシーはトンネルをくぐり、しばらく北に走ってホテルの前に横付けされた。 アラジンホテルの受付は3時らしいが空港で予約手数料を払って来ているので事前にチェックインを済ませる事ができた。しかし部屋には入れず4$出してロッカーに荷物を預けることになった。 |
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ミュージカルのチケットを買いにミッドタウンの「TKTS」へ行ってみた。「TKTS」は売れ残ったミュージカルの当日券を大幅な割引料金でさばく売り場だ。しかし長蛇の列と人混みの中で並ぶ気力を失う。おまけに並んだところで売れ残りが出るのかも疑問だ。 ニューヨークとはいえこんな人混みを見るのは初めてだ。コロンブスディー凄まじい。 |
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ところでこれから見ようと思っているミュージカルは「ブルーマン」、仕方ないので地下鉄に乗って直接劇場までチケットを買いに行くことにした。今日1日で3回以上地下鉄に乗ると思うので1日乗車券(4$)というのを買ってみた。窓口では買えず自動販売機で買うことができたがこの自販機限られた場所にしかなく探すのに苦労した。早速地下鉄で「8St.」駅へ向かった。 しかしはるばる買いに来たにも関わらず今夜の公演は売り切れだった。そんなわけでその近くにあった「STOMP」に急遽変更することにした。今度は無事席を取ることができ、開場は22:30だ。 |
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ニューヨーク観光。 5番街で買い物をし、エンパイヤースティトビルに上ることにした。ニューヨークの夜景を上から眺めるのは初めてだ。しかしここも長蛇の列で上まで行くのに1時間以上待たされた。結局86階までしか行く事ができなかった。はっきり言って夜景はたいしたことなかった。昼間の景色の方がたくさんのビルを見渡せるし、人に勧めるならこれからは昼間だ。 |
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南方を見渡す。ワールドトレードセンター方面。 |
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眠たくなってきたが地下鉄で「Astor Place」駅へ向かい劇場へ歩いて向かった。ニューヨークでミュージカルを見たと言うと「おぉー」ということになる。内容は理解できなくてもミュージカルを見たということに意味がある。今回見たいミュージカルを選ぶポイントとしてはまずセリフがないことだった。アクションが激しくハデなものを求めていた。そんななかこの「STOMP」は見事なまでにセリフはなく、ほうきやバケツを使って音を作り出し、やがて音楽を作り出すというもの。なんであんなガラクタからこんな音が作り出されるのか、とても感心させらた。そんな感じで約2時間の公演は終わった。 |
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帰国の日。ほとんど眠れないまま6時に起床。荷物をまとめ出発の準備を済ませた。空港へはこのすぐ近くのポートオーソリティーからバスが出ている。日曜の早朝ということもあり、おそらく30分かからないだろう。時間がない分ニューヨークでは充実した時間がおくれた。 出発の2時間前にはターミナルCに到着し、無事座席指定された搭乗券を受け取った。これで飛行機が飛びさえすれば帰れる。オーバーブッキングはまっぴらだ。 出発前搭乗口前のソファーでくつろいでいたら放送が流れた。 「本日過剰予約のため、もし本日午後のJFK発ノースウェスト便もしくは明日のコンチネンタル便に変更していただければホテル代とタクシー代そして350$の旅行券を差し上げます。ご協力お願いします。」 |
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またオーバーブッキングが始まったようだ。コンチネンタル航空にも困ったものだ。とにかく我々は早めに来ていてよかった。1時間前に来ていたら終わっていたところだ。時間があればこの待遇を受けたいが今回は帰国予定日を優先させた。 写真は出発を待つコンチネンタル航空機。(ニューアークにて) そんなわけで慌ただしいギアナ高地への旅行は終了。 |
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航空券 カラカス〜カナイマ往復 (セルビベンサ航空) 322US$ カナイマ国立公園・入場料 |
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12US$ カナイマ発、エンジェルフォール2泊3日ツアー 121800ボリバル(19500円) マクドナルドの一番高いセット 3100ボリバル(496円) |
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ミュージカル「STOMP」 |
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49.50US$ エンパイアヤー・ステイトビル (展望台へのチケット) 9US$ |