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1999年12月。 タイ・バンコクから出発した東南アジア周遊旅行、当初は、カンボジア・アンコールワットを飛行機で往復した後、南下してマレーシア・クアラルンプルから帰国するはずの2週間程度の小旅行が、一月が経ち、ラオスへ入国しようとしていた。 既に、帰りのFIXチケットは、ベトナム・ニャチャンで破り捨てていた。タイ〜カンボジア〜ベトナム〜ラオスへと、なんとなく来てしまった。 そもそも、この旅行に目的はない。日本の生活に飽きて、何かしようという気もなかったので、なんとなく外国に来ようと言うだけの按配だった。 |
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ベトナム・フエからラオバオ国境を越えて、ラオスのクオンへ。このバスで、ラオス第二の都市サバナケットへ向かう。ベトナム戦争の痛手で、盲目の男が物乞いに来ていた。気の毒とは思うが、もう珍しくはなくなっていた。旅行者として出来ることは小銭を恵む程度だが、こういう形での行為は何か偽善のようでむなしく思われた。かといって他に何かできるわけでもないのだが。 |
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移動中のバスの中で写真を撮って貰った。バスは窓ガラスがなく、砂埃で髪はバリバリになる。ごつごつした道を十数時間も乗るので、腰痛の人にはこのルートは辛いだろう。僕も数年前にヘルニアを患ってしまい、ここへ、また来るのは難しいと思う。とは言え、このルートは道のところどころに、まるで弥生時代の暮らしそのままの小さな村が点在し、一度降りてその暮らしに触れてみたい。 最近、アフリカ旅行で知り合ったDAI君というカメラマンを始めたばかりの友人に、この話をしたら、既に滞在して村の少女をカメラに収めていた。プロの資質を持った人間と、そうでない人間の差だろうか?彼に脱帽。 |
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サバナケットは、ラオス第二の都市だが何もない。 ベトナム・ホーチミンから一緒に旅を続けていた写真の彼女と、町をぶらぶらしていたら、メコン川の船上レストランを発見したので、ふたりで入って乾杯した。 |
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メコンの夕陽。 サバナケットの宿はなんという名前か忘れてしまったが、一泊1ドルのオンボロ・ホテルだった。ただ、ここの屋上は自由に出入りでき、夜は星が綺麗で、メコン側の対岸のタイ国境を示すオレンジ色の松明を眺めながら、ビールを飲むのが心地よかった。 |
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サバナケットからバスで首都ビエンチャンへ移動。日本のサポートによる長距離バスだ。東南アジアもそうだが、海外を貧乏旅行すると日本は本当に貧国に対して国際支援をしていると思う。観光旅行ではわからないかもしれない。 因みにこの写真は、ビエンチャンにある黒い仏塔、タート・ダム。 |
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ビエンチャンのメインストリート。遠くに見えるのが、パトゥーサイ。 |
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パトゥーサイ。この中を上ると、ビエンチャンを一望できる。森だらけの首都だった。 |
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なんとなくラオスへ来てしまったこの旅行で一番印象に残った町が、ラオスの桂林と言われる風光明媚なここ、ワンビエンだ。首都ビエンチャンと古都ルアンパバンの中間に位置する。 |
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近くには鍾乳洞もある。 |
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写真はないけれど、ここで面白い遊びは川下り。この町の上流までトラックで運んでもらい、そこからタイヤのチューブに乗って、のどかな景色を見ながら、のんびりと下る遊びだ。僕は、転寝をしてしまい、藪の中に突っ込んでしまったが。 |
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少数民族の村があるというので、宿の主に頼んでトレッキングに出かけた。 |
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日本の田舎と変わりないと言えば、変わりないかも。ここは、もち米とラオビア(LAOS BEER)がおいしい。 |
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宿の主と。 |
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トレッキングなので、ちょっとしたアドベンチャーもある。 |
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ここで、自然の恵みと人の暖かさを知る。機会があれば、家族を一度つれてきたいと思う場所だ。 |
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崖下に仏殿があった。 |
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ワンビエン近く少数民族の村の子供たちと記念写真。 |
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水牛と記念写真。 |
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村で。 |
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ろうそくを片手に水浸しになりながら洞窟をトレッキング。 |
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空気がうまい。 |
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泥池で遊ぶ村の子供。 |
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トレッキングツアーの最後は、ちょっとした鍾乳洞だった。 |
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ワンビエンからルアンパバーンに移動。世界遺産にも登録されている古都だが、地味で、記念写真はルアンパバーンの町を見下ろすこの一枚だけ。カメラもフィルム時代の頃は、どうしてもケチってしまう。 |
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暇だったので滝を見物(多分、クワンシーの滝) |
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ルアンパバーンでは、スチーム風呂にラオスマッサージがあって、おばちゃんと話すのが面白かった。中央マーケットには、ラオスシルクが売っていた。お店のおばさんが、先週、日本人の若い女の学生が来て、気に入ったラオスシルクの反物を100ドルで買っていった、と得意げに話していた。値切れば、5から10ドルで買えるだろう。こういった現地の価格破壊を平気でする日本人旅行者が増えると、日本人は金となってしまう。因みに僕は、ここで、タイ語吹き替えの円谷プロ「ファイヤーマン」のCDを買って友達にあげたが、あまりにマニアックで不評だった。 |
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なんとなく来てしまったラオスだが、暇に飽き、タイへ戻ることにした。この写真は、ルアンパバーンからスピードボートでフエイサイへ戻る途中、昼食に立ち寄った岸辺の町。 |
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スピードボートのエンジンはTOYOTAの(多分車の)エンジンを積んでいた。 |
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メコン川を行く。 スピードボートの旅は迫力だが、日が照るまでは恐ろしく寒い。出発は早朝で、霧と小雨が降っていた。ビニルシートを風除けに、凍る寒さを堪えるのに必死だった。 |
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